犬夜叉受け

□殺犬
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「ほぅ、人間の分際で犬夜叉を守れると本気で思っているのか」

「確かに妖怪に比べれば私達は弱い。
それは認めます。
しかしどんなこんなに立ちはだかろうとも犬夜叉は必ず守ってみせる」

「そうよ、甘く見ないで!!」

「私達は必ずどんな時でも犬夜叉に辛い思いはさせない!!」


殺生丸の言葉を聞き返答するかごめ、弥勒、珊瑚



「話はそこまでだ」

「「「奈落」」」

奈落を見る殺生丸たち

「いさぎよく犬夜叉を渡してもらおう。
そうすれば危害は加えん」


奈落が殺生丸たちに言う
そう奈落の目的は犬夜叉を奪う事
奈落は別に鉄砕牙はどうでもいい
犬夜叉自体を奪いたいのだ

「誰が貴様なんぞに犬夜叉を渡すか!!」

「法師様のいう通りだ!!」

「犬夜叉は渡さないわよ!!」


弥勒達がそれぞれ武器を構える

「犬夜叉は渡さん」

「殺生丸」

「必ず守ってやる」

「う、うん」


殺生丸が犬夜叉に優しく言うと犬夜叉は小さく頷く


「ゆくぞ!!」

「来い」

「法力!!」

「飛来骨!!」

「奈落、覚悟!!」

「そんなもんこの奈落にはきかん」

3人で一斉に攻撃するかごめ達だが奈落の結界により防がれてしまう

「そんな」

「三人で一斉に攻撃したのに」

「くっ」

しわを寄せるかごめ達

「わしを普通の妖怪だと思うな」

奈落が不敵に笑いながら言う

「退け、邪魔だ」

「殺生丸」

殺生丸が奈落の所に走る

「蒼龍破!!」

「むぅ」

殺生丸が奈落の結界を壊した

「結界を」

「壊した」

「凄い」


感心するかごめ達
そんな時

「わぁぁ」

「七宝ちゃん!!」

後ろから声がする

「神楽!!」

「いつの間に!!」

神楽も来ていたのだ

「くらいな、風刃の舞!!」

「危ぶねぇ、七宝」

「すまん、犬夜叉」

犬夜叉が七宝を抱え神楽の攻撃を避ける

「神楽よ」

「ん?」

「犬夜叉を傷つけるなよ」

「分かってるよ」

神楽は奈落の言葉に頷く


「お前達と戦っている時間が惜しい」

「何だと!!」

「何」

「何ですって」

「・・・・・・」

かごめ達が言い殺生丸が黙っていると

「これは!!」

「瘴気!!」

「皆、吸ったらダメだ!!」

奈落は瘴気を出す

「ったくわたしまで殺すきかよ」

「てめぇ、離しやがれ!!」

「堪忍しな。お前はにげられねぇよ」


「「「犬夜叉!!!」」」

いつの間にか犬夜叉は神楽に捕らえられていた


「くっ」

「大人しくしろ」

「ううっ」

間近で瘴気を食らわせ犬夜叉を気絶させる奈落

「犬夜叉は頂く」

「あばよ」

そう言うと奈落と神楽は犬夜叉を奪い去って言った

「くっ!!」

「「殺生丸」」

殺生丸は地面を殴る
またしても連れ去られてしまった

「殺生丸様」

「りん」

「助けに行きましょ、犬夜叉様を」

「ああ」

殺生丸は体を浮かべ犬夜叉の所に向かった
そして邪見とリンも阿吽に乗り後を追いかけた

「私達も行きましょう」

「ああ」

「うん」

「おお」

弥勒達もきららにのり急いで後を追いかけた

・・・・・・・・・・
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