大まる 恋人シリーズ

□大まる
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「こほこほっ」


「まる子、本当に大丈夫なの?
おじいちゃんとおばあちゃんめ老人会でいないし、お姉ちゃんは学校だし、お父さんも用事で、お母さんがいなくなったら1人になのるよ」


「大丈夫だからお母さんは出かけてよ。
遅れちゃうよ。
まる子だってもう高校生だよ」


今日は平日
学校があるのだが、ももこは風邪を引いてしまったようだ



「じゃあ、お母さん行くけど、ちゃんと寝てるのよ。」



「行ってらっしゃい」


「行ってきます」


母親はももこの頭を撫で仕事に出かけた


「コホコホっ(風邪なんて久しぶり)」



ももこは昨日から風邪を引いており、ベットで寝ている


「(けんちゃん、今頃授業中かな)』


大野を心の中で思うももこ


「(授業中に電話かけたら迷惑だよね)」


ももこは携帯を机の上に置く
でも、せめて大野を感じるものがほしい
ももこはフラフラの身体で机の前までいった


「けんちゃん」


ももこは写真立てを手にとる
写真立てには大野と仲良く手を繋いでいる。
ももこは写真立てを持つとベットに行き横になる


「お休み、けんちゃん」


ももこは写真立てにキスをして再び就寝した。

・・・・・
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