First Story
□ありがとう
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これで終わり。
ひかりちゃんへの想いは
今日この瞬間で終わり。
そう思っていた。
そう決めていたのに。
気付いたら俺は
彼女の腕をつかんでいた。
翔「…ひかりちゃん！」
彼女の腕をつかんで振り向かせると
彼女の目からは涙がながれていた。
翔「ひかりちゃん…」
ひかり「もう泣かないって…
翔さんの前では絶対に泣かないって…
決めてたのに…」
そんな壊れてしまいそうな彼女を
俺は抱きしめずにはいられなかった。
グイッ
ひかり「翔さん…？」