First Story
□好きです
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ピンポーン
雅「…ん?いないのかな…」
ピンポーン
その時階段を上がってくる足音
雅「あっ!ひかり!」
ひかり「!…
雅紀…」
パッと下を向き顔を合わせようとしないひかり
雅「…どしたの?具合悪い?」
ひかり「ううん。大丈夫…」
それでも顔を上げようとしない彼女に嫌な予感がした
雅「…ひかり!」
手を引っ張り顔をあげさせる
彼女の顔にはアザ
雅「!!…ひかりこれ…」
ひかりは慌てて離れる
ひかり「き、昨日おもいっきりこけちゃって。」
雅「…」
ひかり「ほんとバカだよねあたし…」
雅「誰にやられたの…。」
ひかり「雅紀…」
雅「誰だよ!…こんなの…
ひどすぎる…」
彼女の顔のアザは明らかに殴られた後だった。