First Story
□決心
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酔っぱらった和也は
そのままひかりにもたれかかって眠ってしまった。
なんとかソファーまで連れていった。
眠ってしまった和也の顔をじっと見つめる。
あたしが泣いてるとき
あたしがツライ時
いつもかずくんはそばにいてくれた。
いつだって助けてくれた。
抱きしめてくれた。
温もりをくれた。
あたしは翔さんのことばかりで
かずくんのことが見えてなかった。
大事なものが見えてなかった…。
こんなにもあたしを想ってくれてる人が
そばにいたのに。
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