ネガイ屋キラボシ堂

□第四話 切なきネガイ幼きオモイ
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思い出すように頬に人差し指を当てる輝音

輝音「確か蓮さんの種族って…狼男だったよねー…」

適当に答える夢人

夢人「そうだったんじゃない?」

遠くを見つめる輝音

輝音「蓮さん…力使ったら半分狼の姿になるから嫌がってたよね…可哀想…」

しれっと言う夢人

夢人「…煩いのが居なくなったから感謝しないとね…」

夢人を見る輝音

輝音「…ん?って事は夢人を見張る係りは今日はあたしだけかー」

きっぱりと言う夢人

夢人「別に来なくて良い」

ニッコリと笑う輝音

輝音「紡に言われてるんだもん『アイツ目ェ離すとすぐに無茶すっからな…ちゃんと見ててやってくれ』って」

不機嫌そうな表情をする夢人

夢人「あの馬鹿兄貴…」

夢人の腕を引く輝音

輝音「紡は心配性だからねーさー行こう行こうv」

陰から二人を見る心

心「きゃvもしかしてこれってデートかしらっ?」

不敵に笑う夢子

夢子「若いって良いわねぇ」

二人の様子に苦笑する星

星「…二人とも…?何をして居るんですか?」

人差し指を立てる夢子

夢子「何、って勿論夢人の…」
ニッコリと笑う心

心「かぁーんしっv」

苦笑したままの星

星「あ…あはは…そうには…見えないのですが…」
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