ネガイ屋キラボシ堂
□第八話 罪のオモイ幸のネガイ
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涙目で夢人を見据える輝音
輝音「あたしの幼馴染みの夢人はいっつも偉そうで生意気な口ばっかり利く奴で…でも出来ない事は何にもなくて…ッ」
眉を寄せる夢人
夢人「輝音…」
震えた声で言う輝音
輝音「いつも人の迷惑とか考えずに行動してたじゃない…」
夢人の下まで歩いて行く紡
紡「迷惑、掛けても良いんだぜ?」
柔らかく微笑む紡
紡「俺達は、家族なんだからな」
小さく謝る夢人
夢人「…ごめん…」
苦笑を浮かべる紡
紡「謝んなよ…」
顔を上げて二人を見る夢人
夢人「…ついて来て欲しい…」
ニッコリと笑う輝音
輝音「うんっ」
夢人の前に現れる帝
帝「…行かせない」
驚く二人
夢人「ッ!!」
紡「…お前ッ!!」
ゆっくりと夢人の下へ歩いて行く帝
帝「過去を振り返れば過ちは免れるの?過去を悔やめば過ちは消せるの?過去を詫びれば過ちは………許されるの?」
眉を寄せる夢人
夢人「…アンタ達は…何者なんだ?」
不敵に笑う帝
帝「…貴方に滅ぼされた…ノルセイの生き残りだよォ」
驚く夢人
夢人「…ノルセイ…ッ!?」