BOOK

□赤司君の幼馴染
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僕には一つ、皆さんに謝らなければならない。
赤司征十郎について……だ。

皆さんご存知の通り、赤司征十郎は、




とんでもない、中二病なのです。





べ、別に僕のせいじゃないですよ!
絶対違いますから!!!

嘘です、すいません。

赤司君の「ズガタカ」も
「オヤコロ」も、

全部、僕が過去に使っていたものです。

あの頃の僕は末期患者だったのです。

中二病は、僕の可愛いくて純粋な赤司君に盛大な影響が出てしまいました。

そう、僕の言葉を真似てしまったのです。
僕の可愛い、赤司君が!

重要なので、二回言いました!



そんなわけで、始まります。











「テツヤ」


「はい、なんでしょう。征君」


僕の幼馴染がいないと思いました?
青峰君みたいな素敵な女性…ではなく、
僕には可愛い征君がいます。


「可愛いな、テツヤは。」


君の方が可愛いに決まっているじゃないですか。
と、心の中でツッコミました。


「君の方がかわいいですよ。」


「そ、そんなわけないだろっ!」


征君が可愛すぎて僕は死ねそうです。
愛らしいです。征君Prprしたいです。
うぎゃあああああああああああああ!
僕の征君メモリーが埋まっていきます!!!
これ以上僕を悶絶させないでください…


「どうした?テツヤ」


小首をかしげないでください!
僕悶えで死にそうです!
僕を殺したいんですか征君!!!
でも可愛い征君はそんなことしないはずです!


そんなことはどうでもいいのです。

僕は赤司君の秘密を握っているおかげで、
赤司君は僕に逆らえません。

その秘密は教えませんが…

つまり、100人の前で整然と話す赤司君を僕だけが見下すことができるのです。

嗚呼、なんでしょうこの快感は!!
征君が可愛いのは当たり前と存じておりますb


「テツヤ?」


ほぎゃああああああああああああああ!
そのエンジェルスマイルを僕に向けないで!
いや向けてもらって結構ですが!
Do you know angel?
Yes,I do!!!
即答いええええええええええええええ!
赤司君わっしょおおおおおおおおおおおおおおおおい!!


「あ、すいません。征君は飲み物、何が良いですか?」


「僕はテツヤの好きな飲み物でいいよ。」


ANGEL!ANGEL!
僕のマイエンジェル!!!
僕の天使は本当に天使でした!
征君のお母様お父様、
この世に征君を
生んでくださりありがとうございます!
僕はこの天使がいるだけで幸せです!


「そうですか、ではバニラシェイクでいいですか?」


「ああ、構わないよ。」









「はい、征君バニラシェイク…あっ」


この時、僕は偶然にも小石に足がぶつかり、

バニラシェイクを飛ばしてしまったのです!




バシャッ




「あ、征君ぶふぁあああああ!」


「て、テツヤ?」


ひ、卑猥な液体が征君の聖なるお顔に!

赤い髪が白くて卑猥な液体を際立たせている!

襲いたい!!!


「なんだこれ?ベタベタする…。」


舐めたらなめtああああAaaaa!
卑猥な液体を!
おいしそうに!
舐めている!



「バニラシェイクGJ!」


「ん?甘いな。」


天使の笑顔+液体

鼻血もんだよこれ。です。






「テツヤ?どうしたんだ?」




僕はもう、だめですー。










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