テニスの王子様
□※新婚ごっこ
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「分かりましたよ」
幸村くんにお願いされては、仕方ないですね。
用意されたエプロンは真っ白なフリルのついたもの・・・
この際、もう何でも良いです。
エプロンを素肌の上から着る。
「スースーしますね」
「良いじゃないか、どうせすぐ熱くなるんだ」
「そうですね・・・」
「じゃあ、今日はキッチンでやろうか」
「本当に精一さんは変わったのが好きですね」
私は普通にベットでやれば良いと思うんですが・・・
「だって興奮するだろ?」
「しませんよ」
「まだ比呂士には分からないか」
分かりたくもありませんけどね。
「ほら、そこにつかまって」
言われた通りに掴まる。
これでは何をされるか分かりません。
すると幸村くんが首に唇をつけた、かと思うと強く吸われた。
「ンッ・・・」
同じ事を今まで何度もされているので、そこがどうなっているかは見ないでも分かる。
「幸村くん、見えるところにはつけないで下さい」
「努力はするよ」
今までにそう言って止めてくれた事はないですけどね・・・
スルリと幸村くんの手がエプロンと身体の間に入ってくる。
そして、そのまま肌を撫でられる。
「比呂士は胸、弱いんだよね・・・」
そう言ってそこをいじり始める。