小説置き場
□PLUS×PLUS2話
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歩き続けること5分。
さっき見たところとは違う看守室へと着いた。
「ここは俺の看守室だ。そういや、まだ自己紹介まだだったな…。俺は村原 秀。夜間の看守活動をしてる」
「あ、は、春風 御笠です。先程はありがとうございました」
御笠は慌てて頭を下げる。
秀はどうでもよさそうな対応だ。
「いいよ、別に。無事みたいだしな。あいつ、無理やりヤってくることあるから気をつけろよ」
「は、はい…」
御笠は不安な表情をした。
これから先、自分はここでやっていけるのかという不安だ。