物語
□第二章 事件は夕食事に起こる
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たいちが来て３日が経った。
この３日間は特になにをしたでもなく二人で近所をうろうろしたり家でゲームをしたりしていた。
私はたいちをひとり家に残して行くのも不安だったので大学も休んでいた。
だけど今日は初めての別行動…
といってもたいちは家でゲーム。
私は近くのスーパーまで買い物に行っただけだ。
私は久しぶり(？)のひとりだったので、スーパーに行ったあと本屋に寄った。
たいちは本はマンガか雑誌しか読まないらしく、二人で本屋に行くといつも急かされる。
なので今日はゆっくり見て回った。
そして前から気になっていた本を一冊買うことにした。
私の好きな作家だ。
ラブストーリー。
私は純愛系やハッピーエンド系は苦手だった。
けどこの作家の話しはラブストーリーでも陰のある感じがして好きだった。