skyward
□ながい旅 I
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久しぶりに部屋を整理していて、別所に投稿していた頃の下書きノートを見つけました。
以下の文は、そこを去る少し前に投稿したものです。掲載は、されませんでした。約２年前のことです。
ノートに残った当時の文のまま、ここに載せることにしました。
空の色が違う
今年の夏は… と、
私の家族が今朝
言いました。
普段の年と
青さが違うそうです。
ずっと蒼いそうです。
私は、そう…？と
応えかけて、
はっとしました。
ああ、きっと、グラハムが
還ってくるからだ…
と思いました。
彼の帰還を
夏空もその色を濃くして
待っていると
思いました。
空を見上げて、
ブレイヴをその蒼さに
浮かべてみました。
空よりも、
もっと蒼いその色を。
彼の情熱が向かう
その果てなき先にある
空の色を。
鮮やかに輝いて
浮かびました。
劇場版でも
蒼き空に浮かぶ
ブレイヴが
見たいのです。
今読み返すと、なぜ｢飛ぶ｣でなく｢浮かぶ｣を３回も繰り返したのかと思いますが…;
輝く白い雲がそうであるように、グラハムの生きる場所も蒼空以外にはないと、自然に重ね合わせて思っていたからかもしれません。
今でもその気持ちに変わりはありません。
そして、それは、(公式は元より)誰が与えてくれるものでもなく、どんなに時間がかかっても、自分自身で思い描き、辿り着いていくものだろうという気がします。
もうひとつのブログ(宇宙の病院船)を書きはじめたのも、そんな気持ちからでした。
今も、毎日が、グラハムへのながい旅のようです。
初出･2012/11/04 ﾌｫﾚｽﾄﾌﾞﾛｸﾞ