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□APH 親分と子分の非日常
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お腹が空いて目が覚めた。
ふと時計を見やると、短針はちょうど8時をさしている。
ベッドをおりて、裸足のままスペインの元へ向かう…


「おい!スペイン!起きろー!!お腹空いたぞコノヤロー!朝飯!朝飯!」
「…んぅ」
「あーさーめーしー!(ゴッ」
「がっ……あぁ…ロマか…おはようさん」
「おぅ。一回で起きろよなーチクショーめが!(ふんっ」
「…あ゛ぁ…?」
「ん?なんだよスペインコノヤロー」
「ロマ…今…なんて言った…?」
「?」
「俺に向かって、なんて口の聞き方しとるんや!!!」
「え…あ…な、なんかスペインが怖いぞチクショー…(ひっく」
「あ…ごめんなロマーノ…いきなり怒鳴って…そうだ 朝飯やんな!ちょっと待っててや!」
「……(ぐすっ」…


「ごめんなロマーノ もう泣き止んだか?」
「…泣いてなんかないぞコノヤロー」
「…ははっ そっか ロマーノは強い子やもんな」
「あっそうや 俺、このあとトマト畑の手入れしてくるから、お前は部屋の掃除頼むわ」
「…わかったぞコノヤロー…」…


「(ガチャ)ほな、いってくるわー」(バタン)
「…(今日のスペイン、なんか怖かったぞチクショー…でも…すぐに普通に戻ったし、大丈夫だよな…。……掃除…するか…)」

(ガチャ パリーン バターン)

「うぅ…やっぱりうまくいかね」
「もーいーや スペイン驚かしにいってやろーっと」
「(ガチャガチャ)…あれ?ドアがあかない…鍵かかってる」
「しょーがない、窓から外に…」
「ってあれ?窓もあかない…」
「…どーなってんだよチクショー…」

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