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□君の想い人
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ある晴れた日
「ねぇ、名無しさんちゃん今日は天気いいからピクニックしようか!」
勿論、俺が名無しさんちゃんを誘う理由はただ一つ。
どうしようもなく、好きになってしまったからだ。
名無しさんちゃんはツクモちゃんの後に入ってきた、新しい貮號挺の子供。……まぁ俺も子供なんだけどね
「うん!じゃ无ちゃん、ツクモちゃん…………それに花礫くんも一緒に誘おう!!」
あぁ、そんな可愛らしい笑顔で俺の事見ないでください…
倒れるからっ!
でも少し残念なことがある。
名無しさんちゃんは花礫くんの事がどうやら好きらしい…
花礫くんを見つめるときはそれはまぁ乙女だ。
俺よく鈍感って言われるけどそこはわかるよ…?
だけど気付かないふりをしていつも誘うんだ。
「うんっ!!じゃ誘いにいこーっ!」
差し出した手を名無しさんちゃんは握った。
(ほんと俺勘違いするよ…!?)
〜君の想い人は〜