BTS
□君に片思い
2ページ/2ページ
「じゃあ、今日の授業はここまで!復習とかちゃんとやるんだぞ?」
彼の背中を眺めてたら授業なんてあっという間に終わった
( やだ、私変態みだいじゃん! )
でも、そう思っても、
やっぱり無意識のうちに見ちゃうもので…
「そうだ!きむてひょん、学級日誌今日お前が当番だろ?この前書かないで帰ったから今日と明日、頼むな」
「うっそ、今日遊ぶ予定あるのに〜」
にひひと笑いながら彼が話せば、皆も笑う
あの輪に入れれば、
もっとてひょんくんと近づけてたかな
『はぁ……、』
掃除も終わってどんどん人が帰っていく
急がないと!!
1人きりの教室って、結構怖いんだから
リュックを背負って教室を出ようとしたその時
カランカラカラン…
鉛筆の転がるような音がした
『ん?』
ふと、教室を見返ると
『わっ!』
隅っこの席に座ってるのは…てひょんくん!?
そういえば、さっき先生に学級日誌渡されてたね
でも、寝ているのか頭がカクンカクンしてる