The boss

□ゲームよりも
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mk「え?ゲーム?」


はい?

散々ゲームしといて、

「え?ゲーム?」って
どうゆうこと?


『今日は久しぶりに会えたんだよ?なのにミカはずっとゲームばっかりで…』


これじゃあただの嫉妬じゃない


ゲームに嫉妬って…


『もういいよ、私帰るからっミカはゲームしてればいいじゃん』


ダメだ…

止まらない


『そんなにゲームが好きならゲームと結婚しろばーか』


言っちゃったよ

ついに言っちゃったよ


もうダメだね

別れる?


mk「ちょっと待って、意味分かんない…」

『はぁ?』


いやいやいや、

今のあなたの方が意味分かんないよ


mk「ゲーム?ゲームって…あぁ、」


スタスタとリビングへ戻る彼


mk「名無しさん、笑わない?」

『今さら笑わないわよ、何なの?』

mk「実は…」


彼の持ってるDSの画面にはかわいい女の子


まさか
彼女がいながら恋愛ゲーム!?


『そうゆうこと、私は…』

mk「待って待って、誤解してる」

『誤解もなにも、恋愛ゲームでしょ?二次元に目覚めたんでしょ?私がバカだったね、帰る…』

mk「だからそれが誤解なんだって」

『は?もう意味分かんない』

mk「実はね…」


最近名無しさんに全然会えてないし、
でも仕事だから仕方ないし


って悩んでたらカラムが「いいのがあるよ」ってすすめてくれたのがこのゲーム。

見るからに恋愛ゲームだし、最初は断ったんだけどカラムが「これでまず名無しさんにそっくりな女の子を作ってみて?」

って言うから作ってみたら予想以上に名無しさんそっくりな女の子ができてそしたらカラムが「このゲームは、性格も細かく設定できてその性格に合わせてシチュエーションとか変わるし」

「しかも、プレゼントとか喧嘩とかありがちな日常がリアルだから対応とか、喜ぶ方法とか勉強になる」

って言われたらちょっと興味でてきてやってたらホントに名無しさんといるみたいですっかりハマっちゃって

それに、接し方とか間違えたら機嫌悪くなったりして、結構勉強になるし
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