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□♡悪魔ちゃんの言いなり
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プールに入る前に浴びる為のシャワーで、人も結構いる。

長谷川さんはシャワーがでると俺を引き寄せた。

「武山君が汚したんだからちゃんと洗って?」

「いや…あの…人結構いるから…」 

「どうして?武山君がいっぱい出したんだよ?」

「…そう言われると」

人目が気になるが、仕方ない…。
俺は長谷川さんのお腹に手を滑らせた。


「…ちょっと見てぇ…こんな所で発情してんの?」

「あぁいうどこでも彼女にずっと触ってたいって男いるよねー…うざーい」


聞こえてんだよ!
俺だって触るなら二人っきりの時に思いっきり触りたいんだよ!

く…女の子の身体にこんな形で初めて触ることになるなんて…スベスベじゃねぇか!

「…武山君ってチャラチャラしてるからもっと経験あるのかと思った。手の動きぎこちないね」

「…女の子の身体触るの初めてだから…ごめん…」

「童貞なんだー?ふーん…ねぇ…武山君のミルク…水着の隙間にも入っちゃったの…そこも、洗ってくれる?」

「……う、うん」

水着のブラの部分の隙間から指を入れる。

生乳…

あと少し指を奥に入れれば乳首に届く…。

指を奥まで滑らせる。

「…ねぇ?そこまで入ってないのわかるでしょ」

「ご、ごめん!」

「…乳首触ろうとしたんだ?こんなところで」

「本当ごめんって!つい…」

長谷川さんはぷいっと俺からさっさと離れて行ってしまった。

ウワァァ!怒らせちまった…

俺は長谷川さんの不用心に置いていった荷物とバスタオルを持って急いで追い掛けた。

どこだ!?
見失った…そんな遠くに行ってないはずなんだけど。

辺りを見渡して長谷川さんを探した。

「一人なら遊ぼうよー?」

「それとも三人で静かなところでも行かない?休憩しようよ」

ちょっと目を離した隙にもうナンパされてる!?あの胸じゃ…

俺は急いで長谷川さんを引っ張った。


「何お前?」

「俺達が先に見つけた子横取りすんなよ」

「ふざけんな!俺のだ!」

そう言って長谷川さんを連れて急いで逃げた。
喧嘩とかになったらまずかった…

「ねーねー。あたしいつから武山君のになったの?」

「ごめん…勢いで…」

「でも…助かったからさっきの事も許してあげるね」

あー!良かったー!

「助けてくれたご褒美にキスしてもいいよ」

「え?き、きす!?」

「いらない?」

「そんなわけ!じゃあ、その…人気のないところ移動して…」

「…さっきの事もあるし…あたし武山君と人気のないところいけないな」

「キス以外しないよ!本当俺さっきはどうかしてた!」

「だーめ。キスの有効期限あと2分ね」

「ちょっと待てって…」

もう最悪知ってる奴に見られなきゃいいや!

周りを見渡して急いで長谷川さんとキスをする。

初めてのキスなのにこんな急いで…

すると、長谷川さんのケータイが鳴って急いで離れた。

「琴美からだ…二人だけの終わっちゃったね?」

「あ、あのさ!その…」

視界に淳と小山の姿が入った。

げ…あんな近くに…

「淳と小山だ!」

二人と合流した。

完全に長谷川さんに振り回されてるのはわかってる…わかってるけど…彼女に心を奪われた。
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