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□♡私の犬山君
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犬山君と付き合って3ヶ月。


前はみんなあんなに怖がっていたのに今となってはクラスの人気者になっていた。


みんなが犬山君の事をわかってくれたのは嬉しいけど…男女そして先生達にからの人気も獲得した犬山君は最近学校でも忙しい。


唯一二人きりになれるお昼休みだって…。


「…花」

「犬山君ッ」


犬山君に抱き寄せられてキスをしようとした時だ。


ピンポンパンポン


「2年3組の犬山君、担任の先生がお呼びです。至急職員室まできてください」

「…またかよ」

「むうぅ……犬山君最近忙しくて寂しい…」

「ごめん…俺も断ればいいんだよな」

「あ…ごめッ…行ってきて!」


ついワガママ言っちゃったよぉ…。

犬山君はおでこにキスをしてくれて行ってしまった。


あーぁ。
久しぶりのキスだったのにぃ…。


前は誰も犬山君に近付こうともしなかったのに今はみんなが犬山君に近付こうとする。

どうして中間がないのぉ…
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