4色の恋模様

□第4話
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ゴールデンボンバーは、歌広場の家に集まっていた。

喜「淳くん、テレビのリモコンどれ?」

喜矢武はテレビの前で3つのリモコンを指差す。
歌広場は、キッチンでビールやつまみを準備している。

歌「あ、その1番黒いの」

つまみをお盆に乗せ、
ビニール袋に入ったビールを持って、
歌広場がキッチンから出てきた。

歌「てか、どうしたの急に。俺ん家来ようなんて」

樽「今日、DOREMIが明石家さんまさんの番組に出るんよ」

鬼「みんなでそろって見たいねーって」

喜「淳くんの家が1番綺麗じゃん?
ぬいぐるみ多いけど。特になんか白い犬みたいなの」

歌「シナモンだよっ!見て見てこの子、
この前おんぷちゃんにもらったんだー」

歌広場はご機嫌で青い帽子をかぶったシナモンのぬいぐるみを3人に見せる。

樽「よかったね」

歌「うんっ」

歌広場はぬいぐるみを戻しに寝室に行く。

喜「今ので確信した。あれは絶対好きだよね」

喜矢武が小声で、歌広場に聞こえないように話し始めた。

鬼「え、淳くんがおんぷちゃんを?」

喜「いや、逆逆ー」

樽「そんなこと俺らとっくに気付いとうよー?」

喜「え!?そうなの?」

鬼「うん。あっ、淳くん来たっ」

3人はフジテレビにチャンネルを合わせ、待機する。

歌広場も席についたとき、番組が始まった。

今日、DOREMIが出演する番組。
それは、ホンマでっか!?TV。

画面には『DOREMIが大暴れ!?』と書かれていて、
あいこが何かを食べているが、その何かは?マークで隠されている。

樽「始まったー」

鬼「誰が1番なんだろうね」

歌「1番って?」

喜「男を見る目がある女診断なんだって」

鬼「加点制だって言ってた。けど、結果がどうだったかは教えてくれなかったー」


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