暗闇の果ての光

□雨雲 本編
2ページ/2ページ

プロローグ

僕は、部屋の物置きで大人しくしていると、居間の方からパンと言う音がした。
不思議に思い居間に行ってみると、そこには血を流している養父さんと銃を構えているメッシュで眼鏡を掛けたお姉さんがいた。
「お前は、この男の子供か?」
「拾われたんですけど、一応は。」
僕は、お姉さんの目をじっと見てから、言った。
「・・・お姉さん、殺し屋さんなんだね。」
「何でわかった。」
僕はこの生活で培ったへらへら笑いをしながら言うとお姉さんは、驚いたのか僕に銃を向けてきた。
「えーと、僕は昔から人と目を合わせればその人の情報が頭の中に流れきてわかるんです。お姉さんの場合、細かい個人情報は眼鏡のせいでよくわかんないかな。」
「お前まさか・・・。」
お姉さんは、何でか僕の頭に注目している。
多分、僕の左右についた癖毛をみている。
「全く治らない癖毛何ですよ、これ。」
「気が変わった。お前のことを連れて行く。」
そして、僕はお姉さんに担がれてお持ち帰りされた。物理的に、俵持ちで。










十数年後
「これから、よろしくね?悠くんとノアちゃん♪」
目の前には、白髪の男。
そして、僕は無表情で
「・・・はい、











白蘭様。」

僕は頭の中で何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回もこの男を殺していた。







後書き
ちょい直した
頑張るぞ。
冷静になって見ると、暗いなー。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ