番外編
□lie,lie,lie
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あるところにウソをつく少女がいました。
その少女は皆をウソで騙して、皆をウソで欺くずる賢い少女でした。
少女がつくウソは3種類あります。
1つ目は、話を円滑に進めるためにつくウソ。
これは主に真理掌握や誘導、人の心を操るのに使われます。
2つ目は、誰かのためにつくウソ。
これは主に人に心配をかけないために、人を巻き込まないために、人の心を傷付けないために使われます。
そして、最後の3つ目は、
―――自分のためにつくウソ。
これは主に自分の本心を自身で偽り、自分自身を騙すのに使われます。
――では、
この3種類のウソを使って、少女は一体何をしたのでしょうか?
そんなウソつき少女の話を、改めてこの場で語りましょう―――・・・。
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