Ver.黒曜・リング編

□出発、黒曜ランド!
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※この話では瑠璃がセリフの前の名前以外、全て〈最下位〉表記になっています。



瑠璃「ツナ―!準備出来たー?」


洋一「俺達はバッチリだぜ!」



家に戻って制服から動きやすい服に着替えて、その他もろもろの準備を済ませて俺達は隣の沢田家に来た。

お、ツナもお気に入りの服に着替えてんな!



ランボ「ツナー!」


イーピン「ツナさん、おかえり!!」


ランボ「ガムあげよっか?」


口の中で噛んでいたガムを取り出した。


ツナ「いらないよ」


ランボ「ツナのうんこー!ママン!おつかい行く〜っ」


イーピン「イーピンも行く!」


奈々「ハイ、ハイ」


ツナ「(ちぇっ。皆、何も知らず平和なもんだよな〜。ああ、ちょっと前までの日常が凄く幸せだった気がしてきた〜。

この戦いが終わったらまた、呑気な生活に戻れんのかな〜)」


リボーン「その為に、奴等を倒すんだぞ」



これが例の読心術だな!!

本当スゲェな、リボーン!人の心が読めるとか!


俺も習いてぇ!



ツナ「ちぇ、気楽に言ってくれ・・・」


リボーンの方を見ると、顔だけが丸くつるつるした顔になっていた。


ツナ「どなたーーー!!?」
瑠璃「どちら様ーーー!!?」
紗那「誰ーーー!!?」


リボーン「マユになったレオンも連れてこうと思ってな」


顔を出した。


ツナ「レオン、大丈夫なのか〜!?」


リボーン「レオンより自分の心配した方がいいぞ。レオンがこうなる時はいつも俺の生徒は死にかけるんだ」


レオンを取って小さく丸めた。


瑠璃「うわ、ふっきつ〜(笑」


ツナ「それって、あのディーノさんも〜!?つーか、行く前にそーゆーこと言うか〜?」


リボーン「ああ、それとな・・・俺は戦わわねーから頑張れよ」


ツナ「えー、マジでー!?お前いるから脱獄犯相手でも何とかなるかもって思ってたのに!!」


紗那「赤ちゃんに頼っちゃダメだよ、ツナ君」



まぁ、今は呪いで赤ん坊になってるだけで、本当は最強のヒットマンなんだけどな・・・(苦笑

谷垣達は原作を知らねぇから無理ねーのかもだけど・・・



リボーン「今回の指令はツナへのもんだからな。俺は死ぬ気弾以外、撃てない掟なんだ」


ツナ「最悪の掟だな!!!」


リボーン「因みに死ぬ気弾も後、1発しかねーからな」


ツナ「へ?」


リボーン「死ぬ気弾はレオンの体内で生成されるから今、作れねーんだ」


ツナ「そーだったの〜!?」
瑠璃「え、レオンが弾作ってるの!?」


リボーン「死ぬ気弾はボンゴレ伝統の素弾を形状記憶カメレオンの体内に3日間うめこむと出来るんだ。

ちょうど、貝で真珠を作るみてーにな」


ツナ「レオンってそんな重要なペットだったんだ・・・」


リボーン「だから死ぬ気弾をアテにすんなよ」


ツナ「死ぬ気弾1発しか撃たれないのは嬉しーけど、どっちみちヤベーよ。どーしよ〜っ」


すると・・・


山本「いよいよだな!茶と寿司、差し入れな」


水筒とお寿司の入った包みを見せる。


紗那「山本君!」


ツナ「(行楽気分だー!!つーか、マフィアごっこだと思ったまま連れてっていいのかー!!?)」


すると今度は・・・



「ケンカ売ってんの?山本武」



瑠璃「あ、ビアンキさん」


ビアンキ「私の弁当へのケチかしら」



  ゴオォォォ・・・!



山本「え・・・じゃあ両方どーすか?(汗」


ツナ「(最近この2人が火花散ってる〜っ)」


洋一「アハハ・・・」


ポリポリと頬を掻いた。


瑠璃「?洋一、ほっぺ蚊にさされてるよ」


洋一「あー、うん、これはアレだからな・・・」


瑠璃「アレ?」



トライデントモスキートで治してもらったからだ。

俺も副作用が出るかもだけど、今はそんなこと気にしてらんねぇよ。



ツナ「後は獄寺君とリンだけだね」


リボーン「とっくに外で待ってるぞ」



ツナと一緒に窓から外を見てみたら、ビアンキを警戒して門柱に隠れる獄寺とその横で笑って手を振るリンがいた。

で、ビアンキにはリスの着ぐるみで顔を隠してもらって、俺達は外に出る。



リボーン「よし、揃ったな。骸退治に出発だ」






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