秘密を守れますか?
□ランキングフゥ太
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こんにちは〜。今回は私、紗那だよ〜。
さっそくなんだけど、私は言いたいことがあるの。
紗那「最近、暇!」
学校からの帰り道、曇天の空の下で私は言ったの。
あ、因みに今日は皆部活がなかったから6人で帰ってるんだよ〜。
海斗「また唐突ですね・・・」
未来「お前、いつも幸せそうなのに暇とか感じるんだな」
紗那「軽く酷いよ、それ。
未来達はイタリアに行ってたから色々刺激があったかもしれないけど、私と如月君は何もなかったんだよ?」
希「俺は・・・別に、何もなくて・・・・いい」
瑠璃「刺激なんて生易しいものじゃなかったよ、あれは」
洋一「刺激っつーか、凶器をいつも向けられてたからな(苦笑」
紗那「それでもこことは違う非日常を体験したんでしょ?」
未来「で、それが何か?暇だからお前はどーしたいと?」
紗那「私もイタリアに行きたい!!」
瑠璃・未来「「はい、却下」」
紗那「Σどうして!?
じゃあアメリカとか、他の国でもいいから!」
海斗「ただ旅行がしたいだけじゃないですか・・・(呆」
未来「非日常を体験したいなら、もっと身近に体験出来るとこあるぞ」
紗那「え、どこどこ?」
洋一「あ、俺分かる」
希「俺も・・・」
紗那「どこなの〜?」
未来「それはな・・・」
未来・洋一・希「「「沢田家」」」
未来達がそう言ったから、
紗那・瑠璃・洋一「「「おじゃましま〜す!!!」」」
ツナ君の家に遊びにきたんだよ〜。
奈々さんに挨拶して、ツナ君がいる2階にレッツゴー!
瑠璃「遊びに来たよー!」
紗那「あ、ハルちゃんとリン君もいる!」
ハル「お久しぶりです!」
リン「さっきぶりだね」
海斗「至る所に出没するなんて、余程暇なんですね」
リン「ここらへんに〈参加者(変な奴)〉がいないかパトロールしてただけだよ。未来を守る為にね」
海斗「なら、さっさとパトロールに戻ればいいんじゃないですか」
最近、この2人はずっとこんな感じなの〜。
犬猿の仲って、この2人のことを言うのかな?
瑠璃「ところで、そっちの子は?」
紗那「知らない子だね〜」
小学生ぐらいの茶髪の可愛い男の子がツナ君の傍にいたの。
ランボ君やイーピンちゃんみたいな居候さんかな?
未来・洋一「「(まさかの原作・・・)」」
フゥ太「初めまして。僕はフゥ太」
紗那「よろしく、フゥ太君」
ハル「そーだ!ハルも占ってください!!」
瑠璃「占い?」
フゥ太「いいよ。ツナ兄の友達だもんね」
瑠璃「ツナ兄って・・・まさか!ツナの隠し弟!?」
ハル「はひ!そうなんですか!?」
紗那「初耳だよ、ツナ君!!」
ツナ「違うよ!ていうか、隠し弟って何!?」
隠し子の弟バージョンだよね、多分。
私達がそんなことを言ってたら、ツナ君が本当のことを教えてくれたの。
瑠璃「な〜んだ。この前、知り合った子なんだ」
紗那「隠し弟じゃないなら、誘拐してきたのかと思ったよ〜」
ツナ「Σそんなことしないから!」
リン「ツナ・・・そう言う人に限って、何するか分からないんだよ」
ツナ「ΣΣだからしないって!」
希「人間・・・いつ、魔がさすか・・・・分からない、からな」
海斗「事件の原因は、ちょっとした痴話喧嘩・・・なんてザラだからね」
洋一「大丈夫!ツナが捕まっても、俺はずっと友達でいるからな!!」
ツナ「話飛躍し過ぎじゃない!?どれだけ俺を犯罪者にしたいの!?」
未来「今日もツッコミ冴えてるね☆」
ツナ「つっこませてるの誰ーーー!!?」
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