秘密を守れますか?

□それぞれの決意
7ページ/9ページ

.


未来「ちかれた〜・・・」


洋一「俺、もうダメだ・・・」



夜、2人は揃って談話室のソファーにダイヴした。



洋一「サッカーでもあんだけ走り続けたことねーよ・・・。足パンパンだ」


未来「やっぱチョーシ乗って500×20にしなきゃよかったな・・・。腕がもぅ上がらん」


洋一「あっ、そうそう。風花に相談があるんだけどな・・・」


未来「ん〜?」









ベル「おーい、洋一。明日は森ん中でやってみるか」


洋一「マジか・・・」



スクアーロ「未来、明日も同じメニューを数を増やしてやるぞぉ」


未来「アハハ、きっと腕の筋肉が切れると思うよ」


レヴィ「フッ、その程度で根を上げているのか」


未来「黙れ、ムッツリ。その顔面もっとグチャグチャにされてぇのか(黒」


レヴィ「Σ何故貴様は俺に対してだけ冷たいんだ!」


ベル「そりゃムッツリだからだろ」


未来「ベルよく分かってるぅ〜」


レヴィ「どういう理屈だ!」



そんな会話をしていると、談話室の扉が開き・・・



海斗「あ、洋一と風花さんも今日は終わったんですか?」


洋一「よぉ〜、海斗。そっちはどうだ?」


マーモン「なかなかセンスがあるよ。いい術士になるかもね」


未来「俺は俺は?俺にも幻術のセンスとかあったりしちゃったりしちゃったりしちゃったりする?(ワクワク」


洋一「俺も知りてぇ!」



マーモン「君達2人には皆無だね」



未来「直球ど真ん中ストレートぉぉぉ!」


洋一「効いた。今の一言結構効いた・・・」



スクアーロ「安心しろぉ、未来!お前には剣術のセンスがある」


未来「そりゃ6年もやってきたんだからなくちゃ困るよ」



ベル「洋一には何もねーな(笑」


洋一「いいよ!分かってるよ、そんなことぐらい!(泣」



マーモン「明日から幻術について詳しく教えてあげるよ」


海斗「はい。よろしくご指導ご鞭撻ください」



するとまた、談話室の扉が開く。



ルッスーリア「あら、皆揃ってたの?」


瑠璃「わぁー、なんか朝ぶり?」



そう言って入って来た彼女の体には、痣や生傷が出来ていた。

そんな彼女の姿を見て、目を見開き驚いたのは珍しいことに未来だった。



未来「瑠璃!?お前、それどーした!?」


洋一「階段から落ちたとかか?」


海斗「どうしてあなたがそんなケガを・・・」


瑠璃「あぁ、これ?これはルッスーリアさんとの修行で・・・」


未来・洋一・海斗「「「修行!!?」」」


瑠璃「うん。うちも修行をつけてもらうことになったんだ」


ルッスーリア「そうなのよ♪」



海斗「何が・・・一体どうなって?」


洋一「じゃあ、俺も負けてらんねーな!」


未来「どーいう心境の変化かの・・・」



瑠璃「そう!その変化のことだけどね!」


未来・洋一・海斗「「「?」」」




瑠璃「うちの予言当たったよ!」




未来「予言ってーと・・・あの占い師の?」


洋一「東雲ってどんな予言だったっけ?」


海斗「確か・・・」




占い師「この先、お前の周りで様々な変化が起こる。―――バラバラな5人の黒ずくめ・・・。

金と銀の者に近付いてはいけない。近付けば血を見る。緑の者・・・それがお前に変化を与えてくれる」





瑠璃「それが当たったの」


洋一「バラバラな5人の黒ずくめって・・・ヴァリアーのことかよ(苦笑」


未来「金と銀はベルとスクじゃの」


海斗「緑の者は・・・ルッスーリアさんですか」




ベル「何の話?」


スクアーロ「俺達がどうかしたかぁ?」


未来「偶然が必然だったって話だよ」


海斗「!」




占い師「この世に、偶然なんてありません。あるのは全て必然・・・」




海斗「(本当に、そうなんでしょうか・・・?)」











偶然? or 必然?









To be continued...
あとがき→
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ