秘密を守れますか?

□体育祭
2ページ/14ページ

.


さぁ、皆の者!





わしの登場に喜ぶがいい!!





↑出だしからお前何様!?  by 瑠璃


はーい、変なツッコミが入ってきたけど皆、気にすんなよ〜。

もう分かってる奴もいると思うけど、今回は未来だぜ☆



今日は体育祭当日!

昨日、男女混合二人三脚とか仮装リレーとか意味の分からねぇのに無理矢理決められて、腹立たしさMAXだよ、マジで。



海斗「あっ!東雲さん、つまみ食いしないでください」


瑠璃「手が勝手に動いたの」


洋一「どうなるだろうな、体育祭!!」


紗那「勝ちたいけど、仮装リレーには出たくない」


希「Zzz・・・」



現在、家の中はこんな感じ。

如月の奴、立ったまま寝てるよ・・・(呆



そんなこんなでいつも通りガッコに行って、体操服に着替えて皆に合流。



いざ、決戦の時!!




紗那「最初は何の競技だったっけ?」


瑠璃「100メートル走だよ」


未来「軽く流すか」


瑠璃「そんなこと出来るのお前だけだから」


希「俺も・・・流す」


海斗「希は走りたくないだけだよね?」


洋一「目指すは優勝ただ1つだよな!!」


山本「ああ。絶対勝とうぜ!」



最初は男子の100から始まった。

トーゼンのように山本は1位でツナは最下位(笑


洋一と海ちゃんと獄寺も何気1位をとっててちょっちビビった。

如月は走る気がねぇみてーで、最下位だったけどな。



紗那「皆速いね〜!」


瑠璃「篠原が運動出来るなんて意外」


海斗「あなたよりは勉強も運動も余裕で出来ますよ(ニッコリ」


瑠璃「うわ、ウゼェ・・・」


山本「次は女子だろ?頑張れよ」


洋一「応援するからな!」


未来「ま、ケガしねー程度に頑張るだけだよ」



スタート位置に行って、走って終わらせたんだけど・・・結果なんて言う必要あんのかな?

俺は勿論1位で、瑠璃は3位、紗那は最下位だ。



獄寺「マジで流しやがったな、お前・・・」


未来「トーゼンじゃ」


紗那「そーいうの運動出来ない私達にとって嫌味だよね、ツナ君」


ツナ「え、俺?」



海斗「風花さんは、洋一と同じで運動だけは出来るんですね」



洋一「え、何で俺まで貶されてんの?」


未来「アッハッハ、僕がちょっち本気を出せば勉強だって何のそのさ」


瑠璃「何その無駄な自信(呆」



他の種目の最中に皆で雑談してたら、その種目が終わったのか次の競技がアナウンスされたんだ。


それは、あの腹立たしい・・・



放送部『続いての種目は、男女混合二人三脚リレーです。出場者はスタート地点にお集まりください。繰り返します―――』



洋一「やっときたな!風花、行こうぜ!!」


未来「よし、瑠璃。バトンタッc(瑠璃「さっさと行け(微黒」薄情者ォ!!」



代走してもらおうと思ったのに・・・。

くそぅ、段々瑠璃が手強くなってる。


俺は洋一に引っ張られて、渋々行くことになった。





.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ