秘密を守れますか?
□体育祭
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さぁ、皆の者!
わしの登場に喜ぶがいい!!
↑出だしからお前何様!? by 瑠璃
はーい、変なツッコミが入ってきたけど皆、気にすんなよ〜。
もう分かってる奴もいると思うけど、今回は未来だぜ☆
今日は体育祭当日!
昨日、男女混合二人三脚とか仮装リレーとか意味の分からねぇのに無理矢理決められて、腹立たしさMAXだよ、マジで。
海斗「あっ!東雲さん、つまみ食いしないでください」
瑠璃「手が勝手に動いたの」
洋一「どうなるだろうな、体育祭!!」
紗那「勝ちたいけど、仮装リレーには出たくない」
希「Zzz・・・」
現在、家の中はこんな感じ。
如月の奴、立ったまま寝てるよ・・・(呆
そんなこんなでいつも通りガッコに行って、体操服に着替えて皆に合流。
いざ、決戦の時!!
紗那「最初は何の競技だったっけ?」
瑠璃「100メートル走だよ」
未来「軽く流すか」
瑠璃「そんなこと出来るのお前だけだから」
希「俺も・・・流す」
海斗「希は走りたくないだけだよね?」
洋一「目指すは優勝ただ1つだよな!!」
山本「ああ。絶対勝とうぜ!」
最初は男子の100から始まった。
トーゼンのように山本は1位でツナは最下位(笑
洋一と海ちゃんと獄寺も何気1位をとっててちょっちビビった。
如月は走る気がねぇみてーで、最下位だったけどな。
紗那「皆速いね〜!」
瑠璃「篠原が運動出来るなんて意外」
海斗「あなたよりは勉強も運動も余裕で出来ますよ(ニッコリ」
瑠璃「うわ、ウゼェ・・・」
山本「次は女子だろ?頑張れよ」
洋一「応援するからな!」
未来「ま、ケガしねー程度に頑張るだけだよ」
スタート位置に行って、走って終わらせたんだけど・・・結果なんて言う必要あんのかな?
俺は勿論1位で、瑠璃は3位、紗那は最下位だ。
獄寺「マジで流しやがったな、お前・・・」
未来「トーゼンじゃ」
紗那「そーいうの運動出来ない私達にとって嫌味だよね、ツナ君」
ツナ「え、俺?」
海斗「風花さんは、洋一と同じで運動だけは出来るんですね」
洋一「え、何で俺まで貶されてんの?」
未来「アッハッハ、僕がちょっち本気を出せば勉強だって何のそのさ」
瑠璃「何その無駄な自信(呆」
他の種目の最中に皆で雑談してたら、その種目が終わったのか次の競技がアナウンスされたんだ。
それは、あの腹立たしい・・・
放送部『続いての種目は、男女混合二人三脚リレーです。出場者はスタート地点にお集まりください。繰り返します―――』
洋一「やっときたな!風花、行こうぜ!!」
未来「よし、瑠璃。バトンタッc(瑠璃「さっさと行け(微黒」薄情者ォ!!」
代走してもらおうと思ったのに・・・。
くそぅ、段々瑠璃が手強くなってる。
俺は洋一に引っ張られて、渋々行くことになった。
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