秘密を守れますか?

□転入生はデンジャラス!?
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洋一「目指すは屋上ただひとーーーつ!!!




瑠璃「Σ急に何!?」


紗那「どうしたの、洋一君?」



昼休みになって、皆で何処で食べるかを話し合おうとしたら、これ。

洋一君はそのまま1人で走って行っちゃった。



未来「あいつ、何処に何があるかちゃんと分かってんのかな」


海斗「屋上なんて、階段を上ればすぐ着きますよ」


未来「いや・・・









非常階段上ってそう





海斗「あぁ、その可能性は大いにありますね」


瑠璃「どうして屋上に?」


希「多分・・・主人公達がいるから


未来「どうする?わし等も行くか?」


紗那「行きたーい」


未来「ほいじゃ行こう」



休み時間、私達は皆恒例の質問攻めにあったんだよ〜。

初めて体験するから、目が回りそうだったの。


未来なんて見るからに人に酔ってるし、人見知り激しいからずっと俯いてた。

如月君は寝てたから全然大丈夫そうだけど・・・(苦笑



未来「それに、ここにいたらまた囲まれそうだしな」



そう、質問にくるのは違うクラスの人達も。

だから囲まれる前に、私達は屋上に続く階段を上っていった。


洋一君はもう着いてるのかな?そんなことを思いながら、屋上のドアを開けたら・・・



未来「ビンゴ」


希「洋一は・・・いない、な」



先に行ったはずの洋一君の姿はなくて、山本君と2人の男子がそこにいたの。

多分・・・あの2人も同じクラスの人だよね?


あっちも私達に気付いたみたいで、視線を向けてくる。

最初に口を開いたのは、茶髪の人・・・。



ツナ「あ、転入生の・・・」


山本「お前等も弁当食いに来たのな〜」


希「ああ・・・」


山本「あれ?でも1人足りねーな。どーしたんだ?」


海斗「おそらく・・・迷っているだけだと思うので、気にしないでください」


ツナ「えっと、確か・・・篠原君?」


海斗「ええ、そうです。あなたは沢田綱吉さんですね」



未来・希「「通称、ダメツナ」」


ツナ「Σもうそこまで知ってるの!?」


瑠璃「じゃあ、ツナって呼んでいい?」


ツナ「あ、うん。勿論」


獄寺「テメェ!10代目に馴れ馴れしくすんな!」



瑠璃「誰もお前には話しかけてないから(微黒」




獄寺「んだと、テメェ!(怒」



瑠璃・・・席が隣で何か悪いことでもされたの?

凄い蔑むような目をしてるね・・・(苦笑



未来「哀れだな、忠犬(笑」


獄寺「Σなっ!誰が忠犬だ!!(怒」


山本「ハハッ、面白れー!」



紗那「私達もここで食べていい?」


ツナ「うん、勿論」



ツナ君からの許可を貰ったから、私達は一緒にお弁当を食べ始める。


如月君もだけど・・・篠原君も凄く料理上手なんだね。お弁当も美味しい。

それでちょっと雑談をしていたら、屋上の扉が開いて・・・



洋一「お前等ひっでー!!抜け駆けしやがったー!!」







迷子の洋一君が来たの。







海斗「洋一の方が先に行ったのに、どうして僕等より遅いの?」


洋一「気付いたら非常階段上ってた・・・(泣」


希「どこまでも・・・期待を、裏切らない、奴だな・・・・」


山本「洋一も一緒に食おうぜ」


洋一「食う食う!」





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