過去作品
□2008年下半期拍手ログ
2ページ/41ページ
※イチルキ
「だから、貴様は餓鬼だと言うのだ!!」
「っ、わーたよ!勝手にしろっ!!」
バタン
「一護!?」
また、やってしまったのか…私は。
どうして、もっと素直になれない。
死神と人。
生きてきた年月と歩んできた人生の違い。
私達は別々の道を歩んで来たし、価値観も大きく違う。
私から見たら、一護はまだまだ死神としては経験不足で危うい。
でも、本当の意味で一護を餓鬼だと思ったことなど一度もないのに。
それでも、少しは優位に立ちたくて、一護の役に立ちたくて、ついつい一護の粗を探してしまう。言ってしまう。
本当に餓鬼なのは―私の方だ。
「心配なのに…ああしか言えない」
あれでは意味がないではないか?
だって、あれは一護にとっては…
一番嫌な言い方
_END_
一護誕生月にちなんでお借りしたお題は『一』
私の中でルキアは心配してても言葉より先に手が出るタイプで内心の葛藤が激しい感じです
お題配布元
DOGOD69