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□2007年下半期拍手ログ
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君の愛を独り占め!










日番谷くんとの二人揃っての休日。





出掛けることもしないで、後ろから抱き締められて縁側で二人ひなたぼっこ(今の季節はもう暑いけど)して、ただのんびり過ごす。





それだけなのに、自然に笑みが零れる。





「……………何笑ってんだよっ」





思わず笑いが漏れてしまったのを後ろから抱き締めていた日番谷くんに気付かれてしまい不機嫌な声音で責められる。





「何でもな〜い!」
「何でもねぇー訳無いだろ!?」





にっこり笑ってそう言うと更に眉を顰めてあたしに白状させようと羽交い締めにしてくる。





「本当に何でもないってば」






ただ







「最高の贅沢だな〜って」

「贅沢か?何処にも出掛けねぇで、ただ、のんびりしてるのが?!」





心の底から訳が分からないって顔を日番谷くんはしている。





うーん、分かんないかな?





「だって、日番谷くんを独り占め!だよ!!」





普段、十番隊隊長である彼は哀しいけどあたしだけのものじゃない。





十番隊全てを預かる日番谷くんは、【十番隊隊員のもの】





「…馬鹿桃」





そう呟くと日番谷くんは、もっときつく抱き締めてくれた。





離れる隙間もないくらいに…。





ほら?贅沢でしょ?!




今日だけは





今、この瞬間だけは





日番谷くんは、






あたしだけのものなんだから















君の愛を独り占め!









_END_





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