Love which begins from a mistake.

□8
1ページ/1ページ



8.


昨夜、俺はなまえが処女だということを知った。


その時俺は後悔をした、
なまえには今、俺の事を聖帝だと思っている。

だからこそ今、彼女は俺を受け入れている


いや、確かに俺は聖帝だった。
ただもうそれは過去の自分であり、偽りの自分だった。


なまえが好きなのは私であって俺ではないんだ。


そんなことを十分わかっていた、はずなのに

処女だから、とか処女じゃないとか、こだわるのはおかしいかもしれない、

ただの俺のエゴにすぎないが、
彼女には、なまえには、



ちゃんと好きな人と幸せになってほしかったんだ。




だけど、それを壊したのは俺であって、


ああ、俺は最悪な奴だ、

俺のせいで、


今はまだ酔っぱらっていて意識がちゃんとしていないが、明日の朝にでもなれば

なまえはきっと傷ついて傷ついて、



「俺は、どうすれば」



とつぶやいて、俺は思いついた。


ああ、そうだ、壊してしまえばいいんだ。


壊して壊して私を忘れさせればいいんだ。
そして壊れてしまったなまえを俺が支えてあげれば、


きっと、


名前は俺の事を好きになってくれるよな――――――――――――――――。


まあたとえ何があってもなまえは、
もう戻ることなんてできないんだ




戻れないように、



そして目覚めた彼女が泣いていたのを見たとき、
嬉しくて思わず笑わずにはいられなかった


壊した








話が進まない!
うちの豪炎寺さんは性格が悪いみたいですね←
最初のプロットとだんだん話が離れて行ってますうへえ


ちなみに豪炎寺のセリフの
私→聖帝,俺→豪炎寺自身
を意味しています

後何話かできっと明るい話になるはず…!

今は暗いですが最後は普通に明るいハッピーエンドなんで!
頑張ります…

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ