Love which begins from a mistake.

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6.


そうだ、思い出した。

私は昨日、豪炎寺さんと飲んでいた

それでいつの間にか酔いつぶれてたんだ。
じゃあここは豪炎寺さんの家?



ということは私は昨日豪炎寺さんと、

あれ、でも、

なんで、記憶の中に聖帝の顔が、





豪炎寺さんと聖帝が似ているから?
でもそんなの間違えない、はず


私は、聖帝が好きだから、

聖帝のことなら全部わかってる、はずだから


短い間だったけど宇都宮くんほどではないけれど、聖帝の近くで働いていたから、



あれ、私が言ってることは全部”はず”であって本当は―――――――、



いやいまはそんなことを考えているべきではないよね、

ここが本当に豪炎寺さんの家なのか確かめなければいけない

まあ豪炎寺さん家じゃなかったらそれこそ大問題だけど、


ああどうしよう、と途方に暮れていたとき、



「なに百面相してるんだみょうじ」

と、声が聞こえた。


その声が聞こえた先には、上半身裸で髪がぬれていて、そしておろしていて、


聖帝にそっくりな


豪炎寺さんがいた。








今更だけど、夢主は聖帝=豪炎寺ということに気付いていません。
なので聖帝に似ている豪炎寺を見ると大変動揺してしまいます。
ここまで来たらさすがにわかるだろ!
と思いますが、絶対そんなはずがない、と思い込んでしまっているから、
ってのじゃさすがにおかしいですかね←



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