Love which begins from a mistake.
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5.
まあその後彼女は俺の部下になった。
彼女を雇ってからわかった事は、
昔の眩しい笑顔は今も変わらないという事と、
彼女が本来の俺、豪炎寺修也の大ファンという事と、
俺はまだ、彼女に未練がある、という事だった。
最初、彼女は俺に俺の話をよくしてきていた。
だが俺が不機嫌そうな顔をしている事に気付いたのか、
あいつはいつの間にか俺の話をしなくなっていた。
その時俺は、笑ってしまうが、俺自身に嫉妬していたのだ。
アホらしい事に彼女に、豪炎寺修也ではなくイシドシュウジを見てほしいなんて思ってしまっていたのだ。
それから俺は彼女に自分の気持ちに気づいてほしい、という一心で彼女にそれとなくアプローチをして、彼女はいつの間にか私を、イシドシュウジを好きになっていたのは誰が見ても一目瞭然だった。
それから少し経って、フィフスセクターがなくなり彼女とも会わなくなってしまったが、今、目の前に彼女がいる、
すっかり酔っぱらってつぶれてしまった彼女が。
彼女は酒強かったはずだが、仕事に疲れてしまっていたのだろうか。
まあ、こうつぶれてしまっては家に帰る事もできない、と頭の中で言い訳をして、俺は彼女を家に連れて帰りベッドに寝かした拍子に、
『う、うーん』
まずい起きてしまったか、と一瞬思ったがその直後彼女は俺に
『聖…帝…?』
と、前の俺、イシドシュウジだった頃の私を呼んだ。
その後彼女は泣きながら、
『聖帝、聖帝会いたかったです。
どこ行ってたんですか、もうどこにも行かないで』
とずっと、まるで駄々をこねた子供の様に聖帝、とを呼んでいた。
そしてそれに俺は、
「ああ、なまえ、私はどこにも行かないよ」
とほんの冗談、のつもりで、
無邪気な嘘で、
俺が彼女がまだ男を知らなかったと気づくのは、あと少し
壊した
なにこれ意味不\(^O^)/
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