long story〈黒子のバスケ〉

□02:黒子はボクです[上]
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リコside

ーバスケ部にてー

『すいません。』

突然声がかかり上を見上げる

そこにいたのは茶色の髪の眼鏡の青年

眼鏡の向こう側が見えない…

「は、はい」

『あの、バスケ部に入部したいのですが…手続きをするのはここでよろしいでしょうか』

「(こんな礼儀正しくて紳士的な新入生もいるのね)あ、うん…ここに名前を」

…ーーーーーーー

『これでよろしいでしょうか…』

「…柳生比呂士…帝光中学…バスケ部……帝光中学バスケ部ぅっ!!!!!!???」

『それでは、アデュー』

私が驚いて固まって居るのをよそに彼は何食わぬ顔で去って行った

「(火神君といい柳生君といい今年の誠凜は強くなるわ)」

リコside完
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