サソリ学パロ
□５話
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『じゃあひな祭りの時と同じ感じで来てねー！』
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｶﾞﾀﾝ
さらっと説明さらっと去るそれがモットーさどや。
ひな祭りの時の記憶があんまし無いんだよねーとか考えながら下駄箱まで行く。
『さてさてーわ、た、しの場所はー♪』
あったあった、ここだー
キィと音を響かせながら上履きをしまい外履きをだすために下駄箱を開く。
ドサドサッ
『…え……。』
落ちてきたのは「死ね！」「クズ」「学校来んな！」など書かれたぐしゃぐしゃの紙。
字も荒いので走り書きした事がわかる。
う、わぁー。
やっぱりこういうのって高校でもあるんだー。
昔からずっとサソリと一緒にいた私はこういう体験がたくさんある。
まぁ馴れたんだけどね。
『はぁ。』
そのままにして帰るのも悪気がしたが昇降口にはゴミ箱がない。
しょうがなく鞄に入れて家で捨てる事にした。