TFA小説

□可愛い嫁さん
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冬がすぎ、ようやく暖かくなってきたころ、俺には年下の好きなやつができた。
そいつはやんちゃだが仕事にたいしてはとても真面目。

スト「センチネルさん、今日は何か仕事ありますか?」

ほらきた。
艦内でいつも最初にその言葉発するのはジェットストーム。

たまには楽をしようとは思わないのかと思ってしまうことがある。

しかしそれがジェットストームのいいところだと俺は思う。

セン「いや、今日はとくにないからゆっくりしてろ。」

俺はそういいジェットストームは、わかりましたといって自分の持ち場へと戻っていった。

ジェットストームはまだ若い。それなのになんだか大人のような雰囲気を出していて、色気があった。

セン「なにが色気だ、まだひよっこのガキじゃねぇか。」

独り言をつぶやき俺は自分の顔を軽くたたいた。

スト「なんで顔を叩いたんですか?」

いつの間にか俺の目の前に立っていたストームにびっくりしへぇ!?っと変な声を出してしまった。

スト「大丈夫ですか?センチネルさん。」

心配そうに俺の顔をのぞきこむストームの顔はとてもきれいで見惚れていると…

スト「センチネルさん!」

ストームが大声をだし我にかいされた。

セン「あ、すっすまん。俺は大丈夫だ。」

するとストームは俺にさっき独り言でつぶやいたことについてといかけてきた。
スト「なにが色気だ、まだひよっこのガキじゃねぇかって誰のことですか?」

お前のことだよ!
と心の中で叫んだ。

セン「…誰でもいいだろ、ほっとけ。」

でもストームはめげずにずっと問い詰めてきた。

スト「いったい誰のことなんですか?教えてください!」

いつになくむきになるストームにちょっとばかり違和感を覚えたが、教えないといいはりストームを黙らせた。

セン「はぁ、もう持ち場へ戻れ。」

スト「…さっきのってファイアのことですか?」

突然ジェットファイアの名前がでてきたため俺は驚いた。

セン「はぁ?なにいってんだ?」

スト「さっきのことです!もしファイアのことならさっきの言葉は取り消してください!」

ストームは俺に少し怒っているようなオーラをだして言った。

なんだか話がごちゃごちゃになってきて俺はとうとう本当のことをストームにぶつけた。

セン「さっきの話はお前なことを言ってたんだ!ひよっこのガキってのはただの言葉あやだ!」

ストームはきょとんとした顔をして俺を見ていた。

セン「俺はお前っ…、ジェットストームが好きなんだよ。」

するとストームの顔は赤くなりだした。

セン「おい、顔が赤くなってるぞ?」

スト「あ、あのセンチネル、俺もセンチネルさんのこと……好きです。」

ストームの言葉に驚き俺も顔を赤くそめた。

セン「え、あ、じゃあ俺達、両想いってことか?」

スト「そうですね。」

両想いということをしり俺は嬉しいという気持ちでいっぱいになった。

セン「じゃあお前。今日から俺の嫁さんな。」

スト「えっいきなり嫁ですか?!」

セン「いやなら別に嫁じゃなくてもいいけどな。」

そうやって意地悪をいうとストームはいや嫁でいいですといい俺に抱きついてきた。

はたからみれば親子みたいだが今日から俺達は恋人同士。

あぁ、可愛い嫁さんをもらったな。

end

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