おでんと日本酒
□おあずけとご褒美
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ホテルへ向かう電車の中
下着の上から羽瑠に伝わる微振動。
「ん…う」
「羽瑠?」
「千尋…」
羽瑠は切なそうな顔で千尋を見つめた。
「どうしたの?」
羽瑠は顔を赤らめて膝を擦りあわせて千尋の服を掴んだ。
「大丈夫だよ、ちゃんといじめてあげるから」
千尋は羽瑠にだけ聞こえるようにそう囁いた。羽瑠はより赤くなりながら頷いた。
改札を出ると2人はホテルへと歩いた。
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