おでんと日本酒

□Sの貢
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二人が部屋に着くと、もうすでに千尋が運んだものはついていた。
「早いねー」
「俺たちが階段だったからだろ」
千尋は中身を確認している。
「羽瑠これ着て」
千尋は中身から取り出して羽瑠に渡す。
「えー、何これ?今どきこんなんダサい」
「言うこと聞かない子はお仕置きだぞ」
羽瑠を押し倒すと千尋は羽瑠の服を剥がすように脱がせ取った。そしてそのまま下着も取ってしまった。全裸の羽瑠はそれを嫌がった。
「これ着て」
羽瑠の着ていたものはすべて水の張った浴槽に入れられてしまっていたので、羽瑠は渋々ブルマ姿になっていた。
「ダサいよ、こんなの。しかもなんかサイズちっちゃいし」
「でも収まってるじゃん」
着替えた千尋はジャージに白衣を着ていた。
「何で白衣なんて着てんの?」
羽瑠は笑いながら聞いた。
「医者だよ、医者」
そう言いながら、千尋は羽瑠を呼ぶと髪をツインテールに縛ってやった。
「今日はお医者さんごっこをするの?」
「半分正解で半分ハズレ。羽瑠の格好は何の意味?」
「わかった!!学校の健康診断」
「惜しい。事前診断と体力検査」
「そーなんだ」
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