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□おまえが好きだ
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「..はぁ〜!!遊んだ遊んだっ!一ヶ月分遊び尽くしたぜー!!!!!」


あれから二人で園内を周り、
アトラクションやパレードで遊んでいると
時間はあっと言う間に過ぎ、夕方になってしまっていて。
2人でとても楽しい時間を過ごした私達はぐったりとベンチに腰を下ろした。

ふと翔くんが時計に目を落とす。


「まだ閉園まで30分くらいだけどどうする?観覧車にでも乗るか?」
「はい!いいですね!」

そうして私達は観覧車乗り場へと足を進めた。





「わぁ・・綺麗・・」

観覧車に乗り込んだ私達は、観覧車から見える景色を眺めていた。
茜色染まる夕焼け空からの光が窓に反射して、
翔くんを照らし出している。
とても 綺麗・・・・。



ガタンッッ


「うわぁ!!」
「!?」

いきなり車内が揺れ、バランスを崩した私は翔くんに抱きつくような形になった。
私を素早く支えてくれる翔くんの顔がすぐ側にある。


「.......しょう、くん」


絡み合う視線・・。
二人だけの世界。


ドクン・・ドクン・・

速まる胸の鼓動は翔くんにまで聞こえそうなくらいうるさくて。
私達は暫くお互いを見つめ合い...、




・・ちゅ




唇が、優しく触れた・・ー。


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