ネタのタネ

□ネタ集・時乙女(Fate/Zero)
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談話室に集合がかかり、集まった英霊達はドス黒いオーラをぶちまけている麗に口元が引きつりそうになった。
何故かは知らないが、彼女が滅茶苦茶キレている……そんな事を直感した。


「奏者よ、そなた何故そこまで怒っておるのだ?何か不快な事でもあったのか?」

『うん、取り敢えず当たり。そして、クー。あんた、この聖杯戦争の事知ってたの?』

「知ってるって、何がだよ?」

『この聖杯戦争の結末!つーか、次の聖杯戦争に召喚された事があるの?』


そう問い詰めると、クーは大人しく白状した。主に女性陣の痛い視線で促されて。
クー曰わく、次の聖杯戦争…第五次聖杯戦争にランサーとして召喚されたらしい。
その際、同じ陣営にいた“8人目のサーヴァント”が今回の聖杯戦争でアーチャーとして召喚されたのだと言う。


『成程ね。んで、とある平行世界では蟲を使う魔術の名門が暗躍してたり?』

「ああ、確か……って何でそんな事知ってんだよ?」

『アベンジャーに話を持ちかけられたからね。この世界の聖杯戦争に関する歴史全て“観た”わ。んで、この聖杯戦争は五次の騒動の伏線が色々仕掛けられてる。2人共、間違ってないわよね?』


この問いにアベンジャーとクーは頷いた。
ならばと言わんばかりに、彼女は本題に入った。


『ええ、じゃあ本題に入ろっか。取り敢えず………


幼女を性的虐待してるクソジジイをブッ殺しに行こうか。』



一瞬、静寂が訪れる談話室。その直後。


「おい、まさかそれであんた怒ってたのか?正義の味方気取りか?」

『違う、断じてそんなんじゃない。ただあたしは、子供にそんな惨い事するゲス野郎が許せないのよ!!可愛いモノは愛でるべきでしょうが!!』

「うむ、奏者の言う通りだ!!無垢なるモノは純潔でこそ、真価がある物だぞ!!その怒り、余も共感する!!」

「きゃん♡流石、ご主人様ですぅ!可憐な容姿とギャップのある男前さがたまりません♡」











※この後、間桐の屋敷に堂々と襲撃に行ったそうです。
桜ちゃんとの邂逅はほんのワンシーンのみで、雁夜さんの説得は次です。



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