天界百物語

□天界図鑑
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秀徳


聖天賢王と聖天女帝が治める国。
他の国々とは違って、自然的な特徴はないが、天界最大の図書館や展望台やその他科学的施設の数々がある。
科学と魔術が交差する国で、煉瓦造りの建物や軍服の様な服装が特徴的。



緑間真太郎


秀徳を統べる聖道大神柱。神名は聖天賢王。
眼鏡をかけた理知的な風貌の青年で、睫毛と語尾に「〜なのだよ」とつけるのが特徴。
創造神として創った物は"知識"と"努力"。あらゆる物の知識を吸収し、習得した物を確実にする力である。弓の腕は天界一である。
運命の創造神である雫の占い信者であり、彼女の占い通りに行動しているなど徹底している変わり者でもある。
「人事を尽くして天命を待つ」を座右の銘にしている。
代行者である高尾によく振り回されたり悪態をついたりするが、決して仲が悪くはない様子。
桃井の黒子へのバレバレのアプローチでさえ気付かない程、恋愛には疎い。



神埼雫


秀徳を統べるもう1人の聖道大神柱。神名は聖天女帝。
お姉さん的存在で、神々達の良き相談相手でもある姉御。また、聖道大神柱のお色気キャラでもある。
創造神として創った物は"運命"。また、空と海を象徴する女神でもある。天界最強の狙撃手。
彼女の占いは絶対とされている為、緑間はよく彼女に占って貰っている。また、他の神達もここぞの勝負時の占いも頼んでいる。
魔女の始祖とも呼ばれ、占いもその1つとされている。
数少ない子持ちの神様としても有名で、恋人である宮地との間に生まれた紫苑と言う少女は魔女神の名前を持っている。



高尾和成


秀徳に属する守護神。緑間の代行者でもある。
よく行動を共にしており、彼の奇行を面白おかしく眺める傍ら心情を良く理解している良き相棒である。
コミュニケーション能力に長け、誰とでもすぐに仲良くなれるお調子者。
守護神の中でも珍しい『鷹の目』と言う能力を持っており、広範囲を見渡す事が出来る。その為、騎士団の司令塔を任されている。
また、鷹に変化する事も出来る。



神埼紫苑


秀徳に属する創造神。雫の代行者でもある。
創造神として創った物は"魔法"である。また、希望と絶望を象徴する女神でもある。(因みに天界では魔科学(科学と魔術を掛け合わせた新しい学問)を開発した、天界五指の頭脳を持っている。)
故に下界における全ての魔法使いや魔女達の間で絶対的な存在として君臨する。更に、魔眼や生ける者全てを惑わす天性の魔性を兼ね備えている。(しかし、性格と相性が悪いので、最大限に発揮できない。)
顔は雫に似たが、髪の色素や性格は宮地に似た。故に攻撃的で毒舌家。
誠凛に所属する安寿とは歳や生まれが似ている事から、かなり仲が良い。また、修行と称した下界降りで恋仲の男を獲得したが、宮地に悉く反対されている。(が、雫の介入により交際は認められている。)



大坪泰介


秀徳に属する守護神。また、秀徳の騎士団長でもある。
緑間の言動に苛立つ時もあるが、彼の実力は認めている。かなり怖い方らしく、緑間を黙らせる稀有な人物でもある。
騎士団の攻守・精神面的にも秀徳の大黒柱である。
意外にも編み物が得意で、戦乙女(天界での女の守護神集団、要するに天界のアイドル)好きである。



宮地清志


秀徳に属する守護神。
やや長めの茶髪(金髪)でかなりの毒舌。
笑顔でいることが多いが、「轢く」「刺す」「割る」「殺す」など、爽やかな容姿に似合わず攻撃的で物騒な発言が多い。
その大半は緑間に向けられた物であり、同じ守護神の木村から馬車を貸す様要請する。
その口の悪さ故に騎士団から一番怖い守護神として恐れられている。
けれども、それは他人にも自分にも厳しい性分に寄る物であり、周りからの信頼は非常に厚い。
実はかなりの戦乙女オタクでもあるが、雫の恋人でもあり魔女の娘を持っている。
愛妻家であり、親バカでもある。



木村信介


秀徳に属する守護神。また、秀徳の騎士団副団長を兼任している。
宮地と共に緑間の実力を認めてはいるが、反感を持っている。
因みに秀徳では馬車が移動手段となっているが、騎手を担当するのはこの神である。



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