天界百物語

□天界図鑑
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天界


あらゆる世界の頂点に存在する世界。
数多くの神々がおり、守護神・転生神・創造神などがいる。
創造神達によって、世界に様々な物や摂理が生まれる。
神々に階級があり、転生神→守護神→創造神となっている。
そして彼らを統べる10人の神々の王が存在し、麗はその1人である。
因みに王国に様に大きく5つに別れており、男女2人1組存在している。
また、その他にも小国があちこちに存在している。
神々はそれぞれ個性的だが、癖も強く、どの国の共通して騒がしい。
麗の影響もあってか、近頃転生神の称号を得ようとする神々が増えてきている。
基本、神々が死ぬ事はないが、"命を喰らう化け物"と呼ばれる物質が致命的弱点であり、最悪の場合命を落とすとされている。
なお、その物質を破壊する事は困難だが不可能ではない。




転生神


下界に転生し、秩序を守る神々。また、下界に降りる為の制度としての通称として使われることもある。
この神が一番多く、力も弱い。(神々の基準から言っているが、これが下界だったら歯が立たない。)
下界で英雄などと謳われた人間を見定め、天界へやって来た彼らに与えられる称号でもあり、慎重に人選を決めなければならないのだが、気紛れで選ぶ事もしばしば。
麗が降りて行った世界の住人達もまた、彼女を求めて天寿を全うした後に向かった事によって大きく増加した。
最初こそ面倒がっていた物の、意外と使える人材が多かった為、一部の者達で転生神争奪戦が行われた。
また、守護神や創造神達も称号なしで天界へ降りる事は出来るが、半永久的に居続ける事が出来ない為、称号を獲得した方が良いとされている。
が、称号を獲得すると、下界の保護も義務付けられる為、面倒がって称号を得ようと思う者は数少ない。




守護神


転生神よりも数が少なく、力が強い。
その中でも、守護神達を統括する軍団長達は聖道大神柱には劣るが、かなりの猛者達が集う。
ごく一部の守護神に限るが、個別の能力を持っており、また動物に変化する事が出来る者もいる。
大抵が古参の者達である為、若い聖道大神柱達の一部は敬語を使う。
聖道大神柱とは違うが、守護神の軍団長以上の実力を持つ5人の神達が存在しており、大守天皇(ダイシュテンノウ)と呼ばれている。
メンバーは木吉・花宮・葉山・実渕・根部谷。



天王騎士団(テンオウキシダン)


守護神を中心となって、国を守護する組織。
主力となる幹部が4人ずつ存在し、洛山を除いた国々は守護神が騎士団の長を勤める。
(因みに騎士団の長は海常・笠松、秀徳・大坪、桐皇・今吉、陽泉・岡村、洛山・赤司、誠凜・日向となっている。)
また、聖道大神柱の代行者は自動的に騎士団入りする。



創造神


下界や天界において、様々な物を生み出した神々。
守護神よりも数が少なく、強い。
生み出した物を自在に操る能力を持つ。創造神と呼ばれる神々には更に種類が存在し、本人が創造した物と、元の創造神から継承された物が存在する。現聖道大神柱では篠原梓がその例である。
嘗て天界で起きた史上最悪の暗黒時代によって、創造神の大量虐殺により大幅に減少した事もあってか、殺害された創造神達の概念を引き継いだ創造神が新たに生まれるケースが増加しつつある。確認されている例として、朽木安寿がいる。
なお、彼女の存在が確認された事によって、高位の女の創造神達にその概念が複数宿った事が判明した。
彼らの最上位が聖道大神柱である。



聖道大神柱


10人の神々の王達の総称。
各々が絶大な力を持ち、その存在自体が重き物とされている。男が5人、女が5人である。
女達はあらゆる物の概念や世界その物を司り、男達は生物の原理を司る。
また、聖道大神柱は神名に"聖天"を名乗る事を許される。
因みに彼らの補佐を務める代行者達がおり、大概は1人必ずいる。
聖道大神柱達の秘書が1人存在し、彼にも代行者が存在する。
麗は聖道大神柱の1人であるにも関わらず、転生神の名も持つ。




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