ひとつ

□科学
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そして時は過ぎ昼休み。





俺はカバンからメロンパンを出し、それをくわえながら体育館倉庫へと向かった。いくら食べてからとはいえ待たせるのは気が引ける。


















目の前にそびえ立つ禍々しいオーラを放つ体育館倉庫。










「まぁ……いいか。」






重たい扉を開けた先には、
冬樹があぐらをかいて待っていた










「……ん?早かったね。」








「まぁ…待たせるわけにもいかないし」












扉を閉めた途端、
冬樹は俺の腕を引っ張った。










「うわっ!」




またいつものやつかと思いつつ流されていると、冬樹は俺の服を脱がしてきた。




「ちょ、冬樹!さすがに…っ…」




「喘いで…?」



「んやっ…!?」




胸の突起を摘ままれ、俺はそれに対応することが出来ず、冬樹の言った通りに声を上げてしまった。







「ふゆっ…あっ…用件は何…っ?」






もっ…そんなとこさわんじゃねぇ!







「親友にこういうことするのって…ちょっと抵抗あるけど俺としてはいいよね、親友としてなんて見てないし。」










「は…っ?…今まで俺はお前に騙されてたってことかよ!ずっと親友だと思ってたのによ!同じ血が流れてる兄弟でもこんなにも性格違うとは思わなかったよ!」







「……ごちゃごちゃうるさいな、何、千明はいっつも弘樹と俺を見比べてたわけ?…最低だな。」





「んぁあっ…あっ…ぁあっ…!
やめてぇ…さわんないで…!」





冬樹とはこんなことしたくねぇ…
ずっと…ずっと親友だと思ってたのに











「冬樹…っ…!…離してぇ…!」








嫌でも反応しているそれを扱かれ、俺は情けない声を何度も何度もあげていた。冬樹はそんな俺をさみしそうな目で見ていた。








「ぁあっ…ん…んぅうっ!離して…」












弘樹以外にこんなことされるなんて…




いくら親友でもやりすぎだ!
でもこいつは親友だと思ってなかったんだろ、なんだよ…ただの性欲処理機か…?






「っひ…ぁっ…!」





「千明……俺は親友なんて思ったことない…俺はずっとお前のことが好きだった。」




「はぁっ…?」




「理解出来ない?
そうだよね、千明馬鹿だから。」



「ぅっ…ぁあ…止めて…!」













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