性格の歪んだ御曹司にスパイスという名の縛りを捧げます。

□恋愛小説の様な展開は糞食らえです。もがくから、楽しいのですよ!!!
1ページ/14ページ

【漣side】


翌日、僕は自室でパソコンを開き…仕事をした。
天美が勝手に倉科家の若君に電話をし、自分は逃げてきてしまったけど。ある決意が出来たから仕事に集中する事にした。
突然の変貌ぶりに天美は『躍起を起こしたのですか?』とか頭を傾げていたけどね。
やる事を終わらせれば、親族は何も言わないんだから…仕事を終わったら僕の自由にさせてもらう。


「うむうむ…今年の領収書凄いな…」


全く、親族の金銭感覚おかしいんじゃない。天美も目を通している筈なのに、集会すら開かないし。
これは、僕から…キツく言っておかないとね。

派手に遊ぶのは構わないけどさ…。

親の脛をかじって生きている野郎共が、金はわんさかわんさかと出てくるシステムじゃない…つっの!!!
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ