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□※No.07
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「晶、そろそろいい?」
「あ、待って」
「え……」
晶にストップかけられ起き上がる。
「ストップってそうじゃなくて……そのっお、俺が自分で挿れるから」
「できる?」
「何だよ、嫌なのかよ!?」
「じゃなくて、何年もしてないでしょ?」
「いいの!俺だって、あんたが欲しいんだから……」
「じゃあおいで?」
そして、晶は、俺の上に跨がり、ゆっくりと俺のを挿れていく。
流石に何年もしてないんだから、痛むみたいで、顔を微かに歪めていた。
「全部入ったね?」
俺は、晶の頭を撫でる。
「あっ瑠衣さん。急に動かさないでっんぁっ」
「じゃあ、晶も動いて?」
晶は俺に抱きつき、自分で動いてくる。
晶の中凄い。
「晶。俺のを凄いしめつけるね?」
「そんなこと言うなよ」
言うなって言われると言いたくなるんだよ。
「ほら、また……」
「やっあぁっ」
俺はわざと、前立腺を外し突く。
「ほらもう少し頑張ってよ?」
そう言って、鎖骨のあたりに花びらをおとす。
いいでしょ?
キ
ミは俺のモノだし。
「はぁ、はぁ……」
「気持ちいい?」
「んっ」
「気持ちよくなきゃこうならないよね?」
俺は、晶のモノにそっと触れる。
「あんたは?」
「え?」
「あんたは気持ちいいのか?」
「気持ちいいよ。晶とするのが一番いいよ?晶は?」
「俺もっ」
「何?」
「瑠衣さん以外とはしたくないしあんた以外は……」
「勃たないもんね。あ、媚薬使われたら勃っちゃうけどね」
晶は好きな相手以外は反応しないんだよね。
健全な男が有り得ないでしょ?
「じゃあ、1人でしてる時も?」
「え……」
「えって、自分で抜かないの?」
何で赤くなるの?
1人でするのは、男なら普通じゃない?
「したことない」
ちょっと待って!
本当に?
晶が学生の時は週末はやってたからいいよ!?
今は!?
「じゃあどうしての?」
「おさまるの待ってた」
晶が性欲が普通の男よりないのは知ってたよ?
けどね……。
「晶。あのね?たまには抜かないと……」
「昔は必要なかったから……」
なんて、なんて可愛いのー!!
もうダメっ。
このあと、俺が無茶したのは言うまでもなく。