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□※No.05
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「もしもし?」



瑠衣と、晶をどっちが先に落とすか勝負を、言い出して数日。



「矢嶋さん?なんだよ」
「今日暇?」
「今日は仕事休みだけど?」
「じゃあさ付き合ってくれない?」
「いいけど……」
「じゃあ、駅前の喫茶店にお昼の1時に」



俺は、一方的にそう言って電話を切る。
さてと……この間買った奴を持って行くか。



そして駅前の喫茶店に待つこと10分。
あの子は来た。



「もう来てたのか?」
「キミを待たせるわけにはいかないからね」



なんてね。



「あっそ……で、どこ行くんだよ?」
「まぁまぁほら、とりあえず水でも飲めよ」



素直な奴だな。
俺が水に睡眠薬と媚薬入れてるって知らないで、飲んでるし。



車で1時間の距離にあるホテルに俺は来た。
晶はというと、睡眠薬のお陰でぐっすり眠ってる。



「さてと……」



俺は晶の服を目覚める前に、脱がせる。
うわっこいつ細いな……。
そういえば、瑠衣も細いよな。
細いけど、筋肉だけはしっかりあったよな。
あ、そだ。
カメラ用意しとかな
きゃな。



俺は晶の体に悪戯していく。
すると、少しずつ覚醒していく。



「んっえ……」
「あ、起きた?」
「ちょっ何して……」
「寝てるキミ見てたら我慢できなくなっちゃってさ」
「やめっ」
「でも、触って欲しくて仕方ないだろう?」



俺はそう言って、晶の体を触る。
晶は微かにピクリと体が反応した。



「嫌だ。やめて……」
「瑠衣以外は嫌?俺もキミを味わいたいんだけど」
「ヤダッ」
「じゃあ仕方ないな……」



俺は晶の手首に紐を巻きつける。
晶は暴れる。
嫌がられると余計にもえるんだけどな。
この子はまだまだだな。
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