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□※No.07
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瑠衣さんとの行為は、少し痛くて、苦しくてでも、俺の心と体を満たしてくれた。
俺は、早く瑠衣さんが欲しいから自分から跨がり、瑠衣さんのを挿れた。
久々なせいか、微かに痛む。
けれど、それでも俺は早く欲しくて……。



「晶……」



全部挿れ終わると、瑠衣さんは俺の頭を撫でてくれた。


そして、気持ちいいのか聞いてくる瑠衣さん。




「あんたは?」
「え?」
「あんたは気持ちいいのか?」
「気持ちいいよ。晶とするのが一番いいよ?晶は?」
「俺もっ」



俺は恥ずかしかったけど、瑠衣さんに言った。



「何?」
「瑠衣さん以外とはしたくないしあんた以外は……」
「勃たないもんね。あ、媚薬使われたら勃っちゃうけどね」



俺は笑われながらそう言われた。


「じゃあ、1人でしてる時も?」
「え……」
「えって、自分で抜かないの?」



何を聞いてくるんだよっ!!



「したことない」



俺は正直に答えた。



「じゃあどうしての?」
「おさまるの待ってた」



瑠衣さんはポカーンとしてた。
そんな
に変か?



「あのねたまには抜かないと……」



たまにはってなんだよ!
別にいいだろう!?
俺は、あんた以外とは、したくないし触って欲しくないんだよ。



「煽るなって言ったのに……」
「煽ってなんかっあぁっ」



瑠衣さんは下から突いてくる。
俺は瑠衣さんに、掴まって耐えるので、精一杯。



「瑠衣さんっ」
「イきそう?」



俺は瑠衣さんの言葉に頷いた。


「ダーメ。もう少し頑張って」



そう言って、瑠衣さんの上に跨がってた俺を下に寝かせる。



「俺はこっちの方が好きだね」



そう言って一気に突いてくる。
あ、そこはっ



「そこダメっ」
「ダメじゃないでしょ?」



久々なせいか俺はあっという間にイかされた。



しかし、瑠衣さんは休ませてくれずそのまま、突いてくる。
そして瑠衣さんは、俺が気を失うまで攻められ続けた。



そして、翌朝俺が痛みでしばらく動けなかったのは、言うまでもない。
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