BUKKU2
□近藤局長の局長命令
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そこには不良の若い連中が、タバコを吸って居たり、バイクを乗り回して、他の客に迷惑行為をしていた。
「オイあれ新選組の近藤だろ?」
「土方も居るぜ?つーか新選組の近藤とっとと居なくなれよ?マジ目障り〜死ねよ〜」
わざと大きな声で言った為、近藤にも聞こえる。
その途端、土方の髪が白銀に変わり、目が赤になる。
「トシ!?何するつもりだ?」
「あ?あんたの悪口言う連中をブッ殺しに行くんだよ!!」
羅刹化になった、土方が若者の軍団に猛スピードで走って行く。
「止めろ!トシ!」
だが近藤が、叫んでも怒りに我を忘れた土方は、連中の一人、迷彩柄のシャツを着た男を殴った。
殴られた男は地面に倒れ、仲間が土方に対して敵対心を抱く。
「テメー!何すんだ!!」
激怒した仲間たちは土方に殴りかかったり、するが、土方は攻撃を避け、男達を次々と、倒す。
一通り倒し終えた土方は、手をはたくと、近藤のほうを向き、やってやったの表情だ。
一方近藤は眉間に皺を寄せ、土方を睨み付ける。
「トシ!止めろと言ったのに何で止めなかった?」
怒りを露にし、近藤が、羅刹化の土方に近づ居た。
「こ、近藤さん!?」
近藤が何時もと違う事に異変を感じ後ずさる。
だが、後ろは壁で有り、行き止まりだ。
ジリジリと、近藤が近づく。