BUKKU
□月夜の濡れごと
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月は見ている…
情欲に溺れている銀時と月詠を
今日の銀時は久しぶりに吉原桃源郷に来ていた。
銀時は月詠が働いているひのやに来ていた。
銀時は日輪はに「月詠ちょっと借りていくぞ」と言うと日輪の隣に居る月詠の手を掴む。
「銀…銀時」
月詠は焦る今日の銀時は何か怒っているようだった。
銀時は月詠の手を引っ張ると、ズカズカと歩く。
「日輪すまぬ。」
月詠は日輪に謝ると銀時に手を更に強く引っ張れた。
「銀時放しなんし!」
月詠が訴えても銀時は月詠を放さない。
銀時は月詠の腕をぎゅっと掴む
「銀時!痛い放しなんし!」
月詠は再び銀時に訴える。
「黙れ!」
銀時の低く重く怒りの声がズシッと月詠の胸に刺さる。
その後の月詠は何も言えず銀時のされるがまま吉原の街を歩いた。
やがて銀時は店の路地裏で歩みを止めた。
そして路地裏の壁に月詠を追い込む。
逃げようとしても銀時が月詠の両腕を片腕で掴む。
月詠は銀時が何故こんなに怒っているか理由が分かった。
「銀時…主…もしや…んんっ」
月詠は銀時に理由を話そうとするが銀時が月詠の口を塞いだ。
「んんっ」
濃厚な口付けが終わり月詠は苦しそうに銀時を見た。