BUKKU

□本当に大好き
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私は銀ちゃんが大好きアルヨ…
銀ちゃんと一緒に居たいよ…

神楽は店の路地裏で泣いていた
神楽は銀時と喧嘩をした。

昨日

神楽はお妙と団子屋で話をしていた。

気が付くと空は真っ暗になっていた。

「姉御また今度話しするアル。じゃあバイバイ」

神楽は暗い夜道を歩いて行く。
銀ちゃん絶対怒るネ門限破ったネ。

神楽の予想通り彼は不機嫌な顔で神楽の帰りを待ってた。

神楽は万事屋に帰るのが怖くなった。

絶対激怒してるよ銀ちゃん…

神楽は暗い夜道を恐る恐る歩く
新八は帰ってるし帰ったら銀ちゃんと私2人っきりネ。

やがて神楽は万事屋の所まで歩いてきた。

神楽は足音を立てずに万事屋の階段を上がった。

神楽は恐る恐る万事屋の扉を開けた。

「門限破って何してた!」

神楽はビクッと肩を震わした。
神楽の前には激怒して仁王立ちの銀時が居た。

「ごめん…銀ちゃん…私姉御と話してただけヨ」

神楽は恐る恐る銀時に謝った。
だが、銀時の表情は変わらない
「顔上げろ!」

銀時は怒りの声で神楽に努鳴った。

神楽は恐る恐る顔を上げた。

パァン!

万事屋の玄関には叩く音が響いた。

「謝って済むか!今何時だと思ってんだ!」

銀時は神楽にきつい言い方をした。

「まさかテメー男と遊んでたりしてんじやねーだろな!
それを見つかりたく無いから嘘付いてんだろ」

あまりの銀時の暴言に神楽は半泣きになる。

「何で…そんな事言うアルか…銀ちゃんなんてだいっ嫌い死ねだいっ嫌い!」

神楽は殴られるの覚悟で銀時に暴言を吐いた。

銀時はますます機嫌が悪くなり神楽の髪を引っ張った。

そして再び神楽の頬を殴った。
「嫌いなら出ていけ」

銀時は神楽に背を向けると寝室に入った。

「分かったアルヨ!こんな家出で行ってやるヨ!」

神楽は傘を持ち定春を呼んだ。
定春はのろのろと神楽の元にやって来た。

神楽はそのまま万事屋を飛び出した。
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