BUKKU

□戦場でのHは死者への冒涜3
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第八章
一枚の写真

今日始末屋に一枚の写真が白夜叉に届けられた。


写真は裏返っていて中は確認出来ない。

「おい。竹下。何だこの写真?」


立ち去ろうとした部下の竹下を呼び止める。


「分かりません。でも恒山様が白夜叉様に…」

「ふーん。あのバカ上司がね〜。」


そう言い写真をクルッとひっくり返す。
その写真を見た時白夜叉は絶句した。


ソコには着替えを行って居る神楽の写真だ。
しかもこれから風呂に入るのだろうか。
下着に指をかけ脱ごうとしている。


「一体誰がんな写真入手出来るんだ?」


よく写真を見ると、この写真は自分の家で撮られてあった。


「き…気持ち悪い…!」

バサッ

気味が悪くて写真を投げつける。

神楽大丈夫か?

今日家にアイツ以外誰も居ねーからな。

本当に大丈夫か…?



白夜叉の嫌な予感は的中した。
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