SMT
□誕生日なんだから、いいでしょ？
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「ギョヒョナ」
『ん？』
「誕生日おめでとう」
ほら。
ってチャンミンが僕にプレゼントらしきものを渡す。
『プレゼント？うわ、ありがとう。開けていい？』
「いいよ」
綺麗な包装紙をビリビリに破く。
『は？何これ？』
綺麗な包装紙の中から出てきたのは
「何これって見ればわかるでしょ？ゴムだよ、ゴム」
何故かコンドーム。
『なんでだよ？』
「お前、ファンに童貞って言われてるじゃん。だから」
『いやいや、お前も言われてるからね？チャンミナも童貞って言われてるじゃん！』
「でも、俺は童貞じゃない！」
『俺だって！』
「本当に？」
チャンミンの綺麗な顔が目の前にくる。
ゴクリ。
唾を飲み込めば
「やっぱ童貞だろ、お前」
フッ、と鼻で笑われる。
『じゃあさ…』
「ん？何？」
『俺を抱いてよ』
「は？」
チャンミンのせいなんだから
俺が童貞なのは。
だからさ、
それくらい責任取ってよ。
『なぁ、チャンミナ…』
俺はチャンミンに無理矢理唇を押し付ける。
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